アライメントフォーカスクラスは、ポーズの形だけでなく、その“つくり方”を丁寧に学ぶクラスです。
毎回テーマを設定して、骨や関節の向き、筋肉の働きなど、身体の使い方を一つひとつ確認しながら進めていきます
レッスンでは、
- 身体の安定をつくるための土台の整え方
- 呼吸に合わせた安全な動きの導き方
- ポーズの効果を最大限に引き出すためのポイント
- 日常の姿勢改善にもつながる身体の意識づけ
等についても説明していきたいと思います。
今回のテーマは後屈でした。クラスの流れは下記の通りです。
テーマ：後屈（Backbend）
◆クラス冒頭の説明
本日のテーマは「後屈」。
まず、後屈を行うときにおなかが抜けないことを意識するよう伝えました。
腰椎に負担をかけず、胸椎の動きを引き出すことを目的とし、その準備として側屈や回旋の動きを多めに取り入れました。
また、肩甲骨の動きが胸椎をサポートするため、ベルトを使って肩甲骨を下げる感覚を確認しました。
◆シークエンスの流れ
- スカーサナで胸椎の側屈。骨盤から背骨を動かす感覚を確認。
- 仰向けのねじりのポーズで背骨全体をゆるめる。
- ヴィラーサナで回旋 → ベルトを使用し後屈の準備。
- **スプタヴィラーサナ（片脚ずつ）**で股関節をゆるめる。
- 四つん這いでキャット＆カウ → 糸通しのポーズ → パピーポーズ。
- アンジャネアーサナとハーフハヌマーン（ブロック使用）。
- 太陽礼拝の中にアンジャネアーサナを挿入。
- うつぶせの後屈シリーズ：シャラバーサナ → ベイビーコブラ → コブラ → アップドッグ → ダウンドッグ。
- ハイランジの練習 → 太陽礼拝の中に組み込む。
- クールダウン：パスチモッタナーサナ → 仰向け → セッツバンダーサナ（ブロック使用）。
- シャバーサナでリラックス。
◆まとめ
胸椎を中心に動かす意識を持つことで、腰のつまりを感じずに後屈を深めることができた様子でした。
