ターダとは山のこと、アーサナ / アサナとはポーズのことです。
そして、サマとは直立、まっすぐ、不動という意味があり、スティティとは不動の姿勢、堅固を表し、「しっかりと山のように立つポーズ」というのがポーズ名となりました

ポーズのとり方
足裏
- 足の親指の付け根を合わせて、踵を少し開き、足の第2指第3指の延長線上に踵の中心が来るように立つ。軽減法では足幅を握りこぶし一個分開けます(股関節幅)
- 足の指と拇指球を持ち上げ、広げてから、柔らかく床の上に置き土踏まずを引き上げる意識する。
- バランスよく両足に均等に体重をかけ、足裏でマットを踏んでいきます。
- 足首の内側を引き上げて、土踏まずの内側をつぶれないように引き上げ強くする。
膝・太腿
- 膝頭を正面にし、ロックしない(過伸展注意)
- 太腿の筋肉を引き締め、膝頭を引き上げる。
- 内腿・外腿、前腿・後腿の筋肉のバランスをとる
骨盤
- 骨盤はニュートラル、尾骨を床の方向へ伸ばし、恥骨をへその方へ引き上げる。
- 骨盤底筋群 腹横筋 腸腰筋 殿筋のバランスをとる
上半身
- 自然な4つのカーブを意識する
- 肩甲骨を少し内側に寄せて、肋骨を前に押し出さないように、胸骨をまっすぐ天井のほうへ引き上げる。(胸は張りすぎない)
- 猫背の人は肩甲骨が外に広がりすぎており、胸を張りすぎている人は肩甲骨を引き寄せすぎている。また、肩こりのひどい人は肩甲骨が上がっていることが多い。外内、上下のバランスが大切
- 鎖骨を広く床と並行を目指す、両腕は胴体の脇に添える。
- 頭頂部の真下に骨盤の中心があるようにし、あごの下側を床と平行に、のどは柔らかくする。舌は口の中で広く平らにし、目を柔らかくする。
首・頭部
- 自然なカーブを意識する
- 横から見たとき外踵、股関節転子部、肩、耳が一直線
効果
- 足首の強化
- 姿勢改善
- 腹部の引き締め
- 座骨神経痛緩和(座骨が開いていることが原因の座骨神経痛の場合)